アフターマーケット2月号 掲載記事

2012年02月22日
『Kixx』(キックス)が日本上陸

厳選のベースオイルで組成された最高品質の潤滑油
整備工場向けプロフェッショナルオイルとして展開

韓国で人気のプレミアムオイル、「Kixx」(キックス)が日本に初上陸した。総輸入販売元として昨年4月に設立したキックスジャパンでは、整備工場向けのプロフェッショナルオイルとして展開していく意向だ。

日本市場参入の狙いはグローバルブランド確立

Kixxは、1967年に韓国発の民間製油会社として設立したGSカルテックスの自動車用潤滑油のブランドである。エンジンオイルやギアオイル、ATF、ブレーキフルードなどがあり、主に韓国国内に約3400拠点を展開するガソリンスタンドで販売されている。また、現代自動車や起亜自動車はもちろん、ベンツやBMW、ボルボなどの承認も得ている。

近年は中国やロシア、ベトナムやタイをはじめとする東南アジア諸国にも販路を拡大。グローバル化を推進している。

日本市場への参入は、Kixxをグローバルブランドとして確立し、グローバル化にさらに弾みをつけるのが狙いだ。というのも、日本人の商品を見る目、すなわち品質に対する要求は世界で最も厳しく、それゆえ「日本で認められれば世界で通用する」からである。

高品質のベースオイルがエンジン性能を引き出す

Kixxの最大の特徴は「高品質のベースオイル」である。潤滑油は、主成分となるベースオイルに各種添加剤を配合して作られている。一般的に「80%以上をベースオイルが占めている」と言われることからもうかがえるように、ベースオイルは潤滑油の性能を左右する重要な要素である。

Kixxに使われているベースオイルは、「Kixx LUBO」(キックスルボ)と呼ばれる、GSカルテックスが有する世界トップレベルの基油分離技術によって生産されたものだ。合成ベースオイル(グループⅢ)はもちろんのこと、鉱物ベースオイル(グループⅡ)に関しても不純物が極限まで除去されている。

そのため、ガソリンエンジンオイルを例に出すと、全合成油の「PAO」「Neo」「G1」は言うに及ばず、部分合成油の「Gold」でさえも非常に優れた高温安定性、酸化安定性を備えている。その結果、エンジンの性能を最大限に引き出すとともに、長期間にわたりエンジンを保護する。

整備のプロにふさわしいオイル交換をサポート!

前述の通り、キックスジャパンでは、Kixxを整備工場向けのプロフェッショナルオイルとして展開していく。

現在、「(価格が)高いものは売れない」「高いものをおすすめするとお客様に敬遠される」といった理由から、潤滑油に関しては多くの整備工場が「車両のコンディションを勘案しながらエンジン性能を引き出す」という、オイル交換本来の趣旨を無視して廉価な鉱物油を使用している。

確かに、整備工場に車検や整備を依頼するお客様は、ディーラーのお客様に比べれば価格に対してシビアな傾向が見受けられる。が、あくまで傾向であって、「安くなきゃダメ」というお客様ばかりではない。また、「できれば安く」と思っているお客様も、前提条件として「しっかり整備してくれること」「今後も安心して乗り続けられること」を望んでいる。

そのような観点からすると、廉価な鉱物油によるオイル交換に固執している整備工場の現状は甚だ疑問だ。整備工場の入庫車両は比較的低年式車が多い。ということは、新車時に比べてエンジンの性能が低下しているクルマも多いと考えられる。

そんなクルマに、廉価な鉱物系のエンジンオイルを使用すれば、エンジン内部にカーボンやスラッジが堆積し、余計に出力やレスポンス、燃費の低下を招くだけである。整備のプロであれば、その旨を説明しながら、合成油によるオイル交換を推奨すべきだ。

キックスジャパンは、Kixxを通じて、整備工場に対してこうした「整備のプロ」ならではのオイル交換の実践を働きかけていく意向だ。

コストパフォーマンス抜群、商品知識や販促策も提供!

Kixxは、欧米をはじめとする主要な市場で急速にシェアを拡大している韓国製のデジタル家電製品や自動車同様、既存のプレミアムオイルと同等以上の性能を備えつつも、価格はリーズナブルに抑えられている。
そのため、「良品」「コストパフォーマンス」が求められる整備工場に最適なプレミアムオイルということができる。
とはいえ、現在多くの整備工場が使用している鉱物系の潤滑油に比べれば高価である。
なので、基本的に「できれば安く済ませたい」と思っているお客様にKixxを使っていただくには、高性能な合成油を使用するメリットについて「納得のいく説明」を行うことが不可欠だ。
実は、整備工場がディーラーに比べて付加価値商品が売れない、さらには消耗部品の交換率が低いのは、多くの場合、この「納得のいく説明」ができないことに起因している。
そのため、キックスジャパンでは高性能な潤滑油の提供にとどまらず、販売につながる商品知識や販売促進策なども併せて提供していく考えだ。